さて、先月から衣替えした藤沢/中目黒の講座『からだ探検隊!』の第1回は、
からだの仕組みと非言語・無意識レベルのコミュニケーションをテーマにスタートしました。
もう少し、このテーマを掘り下げたいと思います。
コミュニケーションというと、言葉や態度でお互いに情報を伝達しあうことのように思われがちです。
でも、無意識のレベルでは、姿勢や息づかい、声の響きなどを通して、からだ同士の共鳴が起こっています。
そのことに気づいてみると、
AさんがBさんに、言葉では「こっちに来て」と言っているのに、からだは「あっちに行け」というメッセージを発している。
そんな不思議な光景が見えてきます。
面白いのは、たいていの場合、Bさんもカラダのレベルでは「行きたくない」と感じているのに、「こっちに来て」という言葉に義理立てして、アタマでカラダを動かしてAさんに近づいていくこと。
AさんもBさんも、アタマとカラダの分裂がアタリマエになっているわけです。
では、これを一致させてみたらどうなんだろう?
「こっちに来て」という言葉と、「相手を招く」という動作、姿勢、息づかいを一致させてみたら、コミュニケーションはどんなふうに変わるのだろう?
それを一致させるためには、じつはカラダの柔軟性が必要だったりします。緊張で固まったカラダのままでは、共鳴にもとづくコミュニケーションには至れない。
そして柔軟性をとりもどすために一番役立つのは、やっぱり解剖学なんですね。
、、、というわけで、第2回もこのテーマを掘り下げます。
ご用とお急ぎでない方は、一緒にカラダの不思議を探求して行きましょう。
(^_^)/
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